Redshiftの新インスタンス「DS2」がでました!
森永です。
マネージドデータウェアハウスとしてAWSで提供されているRedshiftですが、この度新インスタンスが追加されました!
名前の変更
新インスタンスが追加されたタイミングで、今までのインスタンスタイプの名前も変更されました。
Dense Storage (DS) と Dense Compute (DC) です。
DSは容量特化のインスタンスタイプで、HDDを使用して大容量を安価に使用することが出来ます。(従来のDW1)
DCは性能特化のインスタンスタイプで、高性能CPU、そしてSSDを使用して高いパフォーマンスを実現できます。(従来のDW2)
これにより、今までのDW1がDS1となり、DW2がDC1と名前変更されています。
新インスタンスタイプ
そして、DSに新たにDS2が追加されました!
(それにより、DS1は旧世代となりました。)
性能、コスト一覧は以下のとおりです。
インスタンスタイプ | vCPU | ECU | メモリ(GiB) | ストレージ | I/O | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
dc1.large | 2 | 7 | 15 | 0.16TB SSD | 0.20GB/s | $0.314/1h |
dc1.8xlarge | 32 | 104 | 244 | 2.56TB SSD | 3.70GB/s | $6.095/1h |
ds1.xlarge | 2 | 4.4 | 15 | 2 TB HDD | 0.30GBp/s | $1.190/1h |
ds1.8xlarge | 16 | 35 | 120 | 16 TB HDD | 2.40GBp/s | $9.520/1h |
ds2.xlarge | 4 | 14 | 31 | 2TB HDD | 0.50GB/s | $1.190/1h |
ds2.8xlarge | 36 | 116 | 244 | 16TB HDD | 4.00GB/s | $9.520/1h |
注目すべきは価格に対してのスペックです。
旧世代であるds1と同じ値段で、かつストレージサイズが同じにも関わらず、CPUがドン!メモリがドン!となっていることがわかると思います。値段同じです。
DS1からDS2への移行
スナップショットを取得してポン、ポンです。
スナップショットを
取得して、
ポン、
ポンです。
非常に簡単に移行することが出来ます。
まとめ
公式ブログによると
現在DS1をお使いのお客様はすぐにでもDS2に移行されるであろうと考えています。移行しない理由は何もないのです。
とのことですので、現在DS1(旧DW1)を使用している方はDS2への移行を検討されたほうが良さそうです。